1級免許を諦めてしまう人の大半は海図問題にあるのではないでしょうか?
私もリトルオーシャンですごく丁寧に教えていただいて、やっと理解したものです。
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最初は見たことのない地図で、ディバイダーと三角定規で四苦八苦。
難しい作業のように思えますが、問題の構造はいたってシンプルなのです。
問題から「何を求めるのか」を、冷静に把握できるようになれば大丈夫です。
ここで、難しい海図問題を解きやすくなる方法を少しですがお教えします。
まず基礎の基礎ですが、この数字を頭に叩き込みます。
| まず、覚える基本の単位 | |
|---|---|
| 1海里(マイル) | 1852m(1.852km) |
| 1ノット | 1時間に1海里(マイル)走るスピード 【備考】 1km/h=1時間に1km走るスピード |
| 1時間 | 3600秒 |
| はやさ | きょり÷じかん 「はじき」の計算です。距離や時間を求めたかったらそのまま逆算すればいいわけです。 |
こんな問題が出たとします。
次の航海計画を海図上に記入し、全航程を求めて、下の選択肢から選べ。
(ただし、風や海潮流の影響は無いものとする。)
出航点A→大島西方海域30°-0.2’N、135°-0.1’Eの地点から磁針路035°で航行
第一変針点B→大島北方の白埼灯台を右舷正横に見る地点で磁針路080°に変針。
第二変針点C→大島北端の黄岬灯台を右舷正横に見る地点で変針。
到着点D→牛島北方海域30°-0.50’N、135°-28.0’E
①約24.7海里 ②約27.9海里 ③約29.0海里 ④約31.1海里
①出航点を確認する
まず出発点の緯度線を出します。
海図の左右にある緯度目盛で30°-0.2’Nをチェックして、
そこから三角定規で緯度線に平行な線を引きます。
この時点で出航点の緯度がわかります。
次は経度を求めます。
同じように海図の上下にある経度目盛で135°-0.1’Eをチェックして、
その点から平行な縦線を引く。
先ほど求めた緯度線と交わる点が出発点になります。
②出航点Aから磁針路磁針路035°の方位線を引く
三角定規をコンパスローズの内側の円の035°に合わせて
出航点まで定規をスライドします。
③第一変針点Bを求める
次はこの渡航路線のどこで変針したかを調べます。
三角定規の直角の辺を、035°方位線にしっかり合わせて、
直角以外の辺が白埼灯台に当たるまで平行移動。
このとき、035°方位線と三角定規の辺が交差した部分が
第一変針点B。
④第一変針点から磁針路080°の渡航路線を書く
②と同じ方法でコンパスローズを使って080°の方位線を引きます。
⑤第二変針点Cを求める
③と同じやり方で、080°の方位線上で黄岬灯台が右舷正横になる
地点を求めます。
⑥到着点Dを求める
到着点のD、牛島北方海域30°-0.50’N、135°-28.0’E
を求めます。やり方は①と同じです。
⑦航程を導き出す
ディバイダーと緯度目盛りを使って、海里を求めます。
緯度1分の長さが1海里となります。
この問題の場合、答えは4の31.1海里です。